お知らせ
イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。
詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。
2008年12月12日金曜日
グーグルアースで新疆の風力発電は見えるか
ウルムチを出発するとき、トルファンのホテルまで我々を届ける役目の馬さんは「天山山脈を車で越えてトルファンへ行きます」といった。天山山脈を縦断するらしい。高速道路とはいえ幾多のトンネル、上り坂・下り坂があることだろう。
ウルムチは標高1000mを越え、トルファンは海抜0mに限りなく近い。距離は180㎞ほどらしい。5分も走ったら遠くに風力発電のプロペラの大群が見えてきた。 右手の方が数が多く、左手の方はこれからといったところ。アジア一の規模だという。 広いなあ!そして、1つ1つが大きい。いくら大きいとはいえ、グーグルアースでは見えないだろう。そう思いながら、烏拉泊遺跡から高速道路に沿ってトルファンに向かうと、等間隔に並んだ黒い細い線が見えてきた。
拡大していくと、その黒い線の先端にプロペラがついていた。我々が行った時に白かったプロペラを黒く塗り直したのだろうかとも思ったが、もっと拡大するとその基礎部は白く、黒いものとは別に白い小さなプロペラもあることがわかった。どうやら黒い方は影のようだ。こんな長い影は秋から冬にかけて撮られたものに違いない。
左手の奥には雪を頂いた山々が見えてきた。3000m級の山らしい。ここのは羽が後ろを向いている。5445mのボゴダ峰が見えているのかと思ったが、馬さんは雲に隠れて見えないと言う。飛行機からも見えなかったなあ。やっぱり台風のおかげや。
そして、10分後に駐車場があった。車から降りて写真を撮る。なるほど風が強い。一年中同じ方向から吹くのだという。気温は33℃だが、風のお陰で涼しい。
この施設は達坂城(ダーバンチェン)風電場と呼ばれているらしいが、達坂城古鎮という遺跡の門を撮ったような気がする。