お知らせ

中央アジア各国そしてイラン旅行記が完成し、フランス南西部のオクシタニー地方の旅に入りました。
その中で気になるものについては、忘れへんうちにに記事を載せていきます。

2019年3月18日月曜日

アルビで朝散歩2 サンサルヴィ回廊から広場へ


本日はカルカソンヌに向かうために荷造りに時間がとられ、朝食後に散歩に出かけた。
アルビ観光局発行の旧市街地図では、お勧めコースが3つ、色を違えて示されている。前日まではGoogle Mapを印刷して持ち歩いていたが、薄くてよく分からなかったので、今日はこの地図のオレンジ色の道を歩いてみよう。

今日も朝から沢山食べた。
珍しくカフェオレとクロワッサンを撮影していた。

ホテルからジャン・ムーラン大通り(Lices Jean Moulin)を渡り、国立という名の庭園(Jardin National)の傍を通って、
新しい門通り(Rue de la Porte Neuve)へ。樋や雨戸が水色、いやパステル(大青)色が目に付く。
4本の木に囲まれ、噴水のあるのはパテュ・クレマ広場(Place du Patus Crémat)。『Albi』は、1643年の火災の後に造られたという。
角にル・コージーというバーがあったが、朝なので閉まっている。
左の角には木組み(コロンバージュ)で壁を塗り直した家屋、ちょっとだけレンガが見えているところも。
その続きはレンガ造の建物で、
靴の修理屋だった。木靴を履いたおじさんの看板が楽しい👀
狭いヴィオレット通り(R.de la Violette)を挟んで二階が張り出した建物が。


その先はパレ広場(Pl.du Palais)で、名の由来は左にある現在は裁判所となった建物は、17世紀のカルメル会修道院跡という。
奥の建物の4階も、昔は倉庫だったのだろう。
右側の日陰の歩道を歩いているとけたたましいサイレンと共に黒い車がこの広場に入って来るやいなや、目の前で停止した。驚いて車の中を見ると、武装した黒装束の人物が4名乗っていて、その内の一人に睨まれた。あちこち写しまくっているが、この時はたまたまカメラは構えていなかったので、特にパスポートを見せろとも言われなかったが🤷‍♂️
その建物の右側の通りロクロール(R.Roquelaure)に入る。昨日同名の通りのずっと先の方を通った。
先に進んで振り返る。右の建物に家具工場という文字があった。

その先で複雑な交差点に円塔のある建物が。
これは。オテル・ド・ヴィル通り(R.L’Hôtel de Ville、市庁舎通り)との角にあるソナル邸(l’hôtel de Saunal)というパステル(大青)の取引で儲けた商人の館。左角にマリア像があるのを昨日写していた。
今日は正面からアップで。台座や天蓋などはルネサンス期のものだが、聖母子像は古くなさそう。
その先の交差点へ
角の建物は半円アーチも飾りっぽく、木製の雨戸は取り付けただけのよう。
右は昨日通ってきたペイロリエール通り(R.Peyrolière)でなにやら工事中。
左のウルメ通り(R.de l’Oulmet)を進むと
すぐにサントセシル通り(R.Saint-Cécile)。

サントセシル通り(Rue Saint-Cécile)のデリス・ラマルク(DELICES LAMARQUE)という店の手前にある通路からサンサルヴィ参事会教会の中庭へ。
入って左手の扉は聖堂への入口でまだ鍵が掛かっていた。
この回廊の柱頭や付属の墓についてはこちら
南回廊からサンサルヴィ回廊広場(Pl.du cloître SAINT-SALVI)へ出ようと思って歩いて行くと正面の扉は閉じられていて、
突き当たりから右手に通路があが、どこに出られるかわからないので、
右手の階段を降りることにした。
外に出ると、サンサルヴィ広場ではなく、狭い通りだった。一瞬自分のいるところが分からなくなったが、トラックと工事の人たちがいたので、先ほど歩いてきたペイロリエール通りだと気づいた。
マリエス通り(R.Mariès)に出てサンサルヴィ回廊広場へ行くことに。
結局はマリエス通りからしかサンサルヴィ回廊広場には行けないのだろうか?それとも時刻が早すぎたのかも。
不定形な広場には古い建物が並ぶ。
一番奥。レストランのテラス席のようで、この奥まで行くのははばかられたが、ひょっとするとこの奥に回廊と繋がる通路があったのかも。
マリエス通りに戻ってサンサルヴィ参事会教会の後陣を見上げ、
巨大なサントセシル司教座聖堂を遠望して、
サンジュリアン通り(R.Saint-Julien)から
三角形の屋根付き市場へ。
ここもまだ準備中のよう。左は蜂蜜売場、右は豚肉製品売場
屋根は三段になっていて、
天井は写し方が悪いのか、正三角形ではなかった。
地下はスーパーマーケットで、もう買い物をしている人もいた。

市場を出て、カトリネット通り(R.des Catherinettes)から
昨朝も入ったがすぐに右折してしまったサントクレール通り(R.Sainte-Claire)を今朝は直進したが、この先はやっぱりマリエス通りだった。
右折するとサンサルヴィ参事会教会やサントセシル司教座聖堂の方に行ってしまうので、左折すると先が三叉路になっていて、その間の建物はタルン県庁。
花壇の手入れをしている人あり。
右のタンバル通り(R.Timbal)へ。メガネの看板の先には
木組み(コロンバージュ)の壁と木製十字窓。窓回りにも細かな細工が施されて、モディヨン(軒下飾り)で二階以上を張り出すという凝った建物のアンジャルベール邸(La maison Enjalbert)。
『Albi』は、木組みの間を装飾的にレンガで埋めていて、ゴシックの時代を思わせるという。
一階はガラスと木のショーウィンドウだが、木材を曲げてアーチっぽくして、縦に細い柱を並べた欄間のような箇所のガラスに揺らぎがあって、結構古い板ガラスのよう。
向かいの建物も二階以上は木組みと土壁。一階の角が面取になっている。
その間のペニタン通り(R.des Pénitents)へ。
レンガの積み方が青海波を思わせるし、木材は溝彫りのある柱とイオニア式柱頭のようなものや人の顔、植物文様などさまざま。
同書は、ペニタン通りには溝彫りのある柱や菱形を彫った扉、楣には両端が人物の横顔のメダイヨン、中央にキリストのモノグラムがある。歯状装飾のある三角形のペディメントなどは格調の高いものであるという。
ペニタン通りを進んむと八角形の塔のある建物。その前の狭い通りを抜けて行くと、朝通ったパレ広場へと繋がるパレ通り(R.du Palais)となる。
市庁舎通り(R.de l’Hôtel de Ville)との四つ角にも古びた建物が。
それは「靴の箱」という名前の靴屋で、ここも角が面取。アンジャルベール邸とは対照的な武骨な木材。
この交差点を左折してオテル・ド・ヴィル通りへ。
この長いレンガ造の建物には今までみたことのない様式の門があり、中庭にいる人たちが見えた。ここがアルビの市庁舎、17世紀。
『Albi』は、ルイ13世様式の正門、アルビ軍の紋章が掲げられているという。
通りを歩き続けてヴィガン広場(Pl.du Vigan)に出て、
ポンピドゥ通り(Lices Georges Pompidou)を渡って、広場を振り返る。ここまで来ればホテルは間近。

アルビ タルン川クルーズと旧市街←       →アルビからカルカソンヌ

関連項目
アルビ サンサルヴィ教会の柱頭とモディヨン
アルビで朝散歩1 目覚める街
アルビ ロートレック美術館
アルビ サントセシル司教座聖堂

参考文献
「Albi GUIDE TOURISTIQUE CONNAÎTRE」 DANIÈLE DEVYNCK 2011年 ÉDITIONS SUDOUEST