移動中にもロマネスク様式の教会が見えた。
扉口の上には尖頭アーチのと小さなタンパン、外側の2つの弧帯は開いた葉文様と渦巻きを組み合わせた柱頭が支えている。
対岸の断崖と、右下の3つのアーチの上に一つアーチがあるのは、バラズュックの町はずれにある➐ロマネスク様式のノートルダム教会 Église romane Notre-Dame で廃墟という。行ってみたかった。
そして再びジャンヌ王妃の塔
こういう風に十字架を高い位置に祀るのはこの辺りの風習だろうか。
その後はルピュイへと戻っていった。ところどころにブドウ畑
人がブロックを積んだような断崖
浅瀬の川は日本のよう。
変な雲の形、ちょびっと彩雲になっていた
高速道路の高架下から向こうの丘にも廃墟となったお城、あるいは城壁らしきものが見えた。
➊マグダラのマリア教会 ➋ポルタラ広場 ➌四角い塔 ➍ビューポイント ➎お城 ❻中央広場 ➐ロマネスク様式のノートルダム教会
バスを降りて➊マグダラのマリア教会を目指す。何故か竹が植わっていて、その左手へ坂を上る。
退役軍人通り Rue des Anciens Combatants に沿った建物は、家屋にしては窓が少ない。倉庫かも。
左手には対岸の岩壁、ヴォギュエの断崖よりも細かく浸食されている。
円塔はジャンヌ王妃の塔 Tour de la Reine-Jeanne と呼ばれていて、アルデシュ川とトランドペイルフロワド川を見下ろすところに中世の監視塔、ジャンヌ王妃塔があるという。
ガイドさんの説明は、ネオゴシック様式のサントマリーマドレーヌ教会は、1890-95年に、教区民によって城壁の外に建てられ、1896年に奉献された。記念碑的なポーチの鐘楼から中に入ることができる。
平面はラテン十字の形をしており、十字交差部には礼拝堂が付属する。鐘楼は1911年に追加されたという。
簡素な後陣
そのステンドグラス
玄関側
側廊のない簡素なネオゴシック様式。
18世紀に、13世紀の城壁に穴が開けられ、王の道に行くことができるようになった。この新しい道路は、村の上部とアルデシュ川を直接結ぶために、城壁の外に建設されたという。
➋ポルタラ広場 Place de Portalas に聳える➌四角い塔 La Tour carrée
トゥールカレも13世紀に、当時の典型的な石灰岩と表面が凸状の切石で建てられたという。
トゥールカレを見て城壁のそとにあるプステルリ通り Impasse de la Pousterlie へ。
こちら川も石灰岩の断崖になっていた。
少し戻って城の建物の脇の通り新門通り Rue du Portail Neuf に入った。右のヴォールト天井は、
通りにあった道標に、トゥールカレ・職人たちの工房・町役場・展望台とあった。自由時間があれば迷い込んでみたい道だ。
しかし皆さんについて行く。
その先で右方向へ。
丸みのある建物が続く。
左の道にも入り込まず、
道なりに歩き続けると、
道路の向こうにまた断崖が見えてきた。
左手には短いトンネル。馬小屋通り Rue des Écuries という狭い道の上にあるが、通路ではなく、庭や物干し場かも、などと妄想する。
このアーチと建物を少し遠いところから写した。小さな窓の雨戸がアクセント。
右の建物は古そうで、かつてアーチがあったらしい痕跡が。
上写真左の建物の続きを❻中央広場から写す。
町の下側にも、畑だけでなく古い遺構がありそう。
このカフェも崖っぷちにあるので、ベランダから向こう岸の断崖が見渡せたが、皆さんと交代しながら室内のテーブルでトイレ代にカフェを飲んだので、絶景をカメラにおさめる余裕はなかった。
同じ通りを駐車場へと戻っていく。最初に見学したマグダラのマリア教会が見えてきた。参考にしたもの
バラズュックの説明パネル