竹田城は兵庫県朝来市和田山町にある。山城だというが、こんなに高い山にあるとは思わなかった。
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独立した山なので、播但連絡道路からも一般道からも、いろんな方向から眺められる。




嘉吉年間(1441-4)、守護大名の山名持豊(宗全)の有力家臣(国人)のひとり、太田垣の築いた城郭であります。そのころの竹田城は砦に近い小さなものであったでしょう。その後、文禄年間(1592-5)から廃城になった慶長5年(1600)に近いころ、いまのような豪壮な石垣積みの城郭となりましたという。戦のための城なので、当然かも知れないが、短い期間で造られ、そして廃墟となってしまったんだなあ。
ここからは右端の方から時計回りに石垣をのぼっていく。


角を曲がると北翼が見渡せた。二の丸・三の丸・北千畳の順に段が低くなる。



※参考文献
「但馬和田山国史蹟竹田城跡」(和田山観光協会)