お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2023年5月12日金曜日

リヨン オテルデュー L'Hôtel Dieu


サンマルタンデネ教会を見学した後は、元の道を通ってベルクール広場、ベルコルドリエール(美しい縄職人)通り Rue Bellecordière と歩き、途中からオテル・デュー(キリスト教の病院、収容所) Hôtel Dieu の中に入ってみた。
リヨンの地図
リヨンの地図 LYON TOURISME ET CONGRÈS より


オテルデューはとても広大な敷地・建物で、中庭も幾つかあった。その中にローヌ川に映るライトアップされた写真があった。

平面図も各所にあって、自分のいるところが分かる。
中庭 cour には聖人の名前がついている。

交差ヴォールトと吊りランプの続く回廊。

中庭の隅から見えた鐘楼

オテル・デューの礼拝堂の双塔

中庭サンルイ Cour St-Louis より複雑な塔を眺める。

その西側は大回廊 Grand Cloître 。まるで繁華街とは隔絶された閑かな世界。

その後ホテルに戻り、皆さんと夕食に出掛けた。

自家製田舎風テリーヌ
パン(美味しい)が巨大なので小さく見えるが十分大きい。手前にはニンジンなどのピクルスが可愛く並んでいるが、浅漬けで硬く、ナイフで切るのは難儀した。

りんごジュース
お酒が飲めないので珍しいジュースを飲みたかったが・・・

カワカマスの巨大クネル 
ローヌアルプ地方の名物。クネルはフランス風魚の練り物だが、日本のものほどデンプンが入っていないので弾力はない。
皮がサクサクしていて中はもっちり。美味しかったが、ドーンとボリュームがある。しかし完食を心掛けている私は食べきった。そのために皆さんに名前を覚えていただいた。

デザートはフラン(flan プリン)。スプーンは食事用の大きなもの。比較すると大きさがわかると思ったので。


そして濃いコーヒーで締める。



そして翌日、一皿目は昨朝とほぼ同じ。二皿目にもチーズ、そしてリヨンの郷土菓子プラリーヌを混ぜ込んだケーキ、果物、そして巣蜜から流れ出た蜂蜜。

カプチーノにヨーグルト、パンはせいぜい2切れ

カラフルな縞模様の容器には水が入っているのだろうか。我々のテーブルにはなかったので気になった。


外に出ると曇っていた。今朝はあまり時間がないので、昨日中を通り抜けたオテルデューを対岸から眺めてみようとでかけた。
南北に長いので、ヴィルソン橋 Pont Wilson の上から見ても全体が見えない。

橋にこんなものが、マンホールではないと思うが・・・

広い河川敷にはいろんなものがある。
そして、それぞれの乗り物で職場に行く人々を見ているのが楽しかった。


橋を渡ったところの建物
暖炉の煙突が幾つかまとまっているのが、にょきにょきと突き出ているのが懐かしい。

対岸から眺めてもオテルデューの全ては入らない。


ちょっと上流から


戻る頃になってやっと南の方が明るくなってきた。


今日は鶏で有名なブレスと小さな村ペルージュに寄って、いよいよルピュイへ。
                       →ブールカンブレス Bourg-en Bresse