お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2010年12月16日木曜日

0-5 スペイン広場で街歩き3

クローチェ通(Via della Croce)からスペイン広場に出ると、ちょうどスペイン広場の端だった。

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スペイン広場を階段の方に向かっていると、たくさんの人が現れた。地下鉄のスパーニャ(Spagna、スペインのイタリア語)駅から出てきたようだ。駅に向かっている人もいたので、我々も行ってみることにした。

通路をしばらく歩いてみたが、駅はいつまでたっても見えてこなかったので、戻って入口の横にあったエレベータに乗ってみようということになった。
しかし、人気がなかったので、乗るかどうか迷っていると、近くの住民らしき人達がエレベータに乗り込んだので、我々も乗ってみた。
エレベータを降りて階段を上るとオベリスク(scalinata)とトリニタ・デイ・モンティ教会が暗闇に浮かんでいた。トリニタ・デイ・モンティ広場というらしい。
オベリスクの前からスペイン広場を見下ろすと、明るいコンドッティ通が正面に見えた。
右向こうに教会のドームが浮かんで見える。まさかバチカンのサン・ピエトロでは?
グーグル・マップで調べてみると、サンテスティミ・アンブロージョ・エ・カルロ・アル・コルソという長~い名前の聖堂だった。
6時までまだまだ時間があるので、途中まで下りてみることにした。歩いているのは観光客だけではなく、近くに住む人たちもいるようだ。
振り返るとトリニタ・デイ・モンティ教会が白く印象的だ。オベリスクは照明されていないので目立たない。
ところが、緑色の光を発する玩具を売ろうと、あちらでもこちらでも妙な光が動いていて目にうるさい。階段をそんな光で照らされると踏み外しそうになった。
上まで戻って、明るい時に見つけた階段がどこに繋がっているのか探すことにした。グレゴリアナ通(Via Gregoriana)を探して歩いたがみつからない。方向としてはこの辺りのはずなのに。
トリニタ・デイ・モンティ広場の方に戻っていると、高級そうな寝具の店があった。丸い出っ張りの建物の小さな窓がショーウインドウになっている。
視線を下に向けると、建物に沿ってカーブする階段があった。広場の端の手すりとの間に。見つけた、きっとここだ。
下りていくと、カーブしていた階段はまっすぐになり、下の方にレストランのテーブルが並んでいるのを確認。やっぱり下の広場と繋がる階段だったのだ。ランバ・ミニャネッリというらしい。
集合時間が近づいたのでオベリスクのところに戻ったが、まだツアーの人は集まっていない。
教会に入ってみよう
入ってみると、身廊の奥に静かに祈る人たちがいたので、側廊の壁画をちらっと見て出てきた。
広場のキオスクの向こうにツアーの人たちが集まっていた。我々は最初に約束の地にやってきたのに、遅刻?いやあと3分ある。階段は暗いので、転ばないようにゆっくりと下りていこう。