お知らせ

イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年6月8日日曜日

3日目-5 上禅庵まで来てしまったが


来た道を戻っていると、こちらにやってくる人たちがいた。開けたところまで来ると、そこから進めるようになっていた。河原だったのかよくわからないところをしばらく歩く、9:12。そしてあったのが、どういうわけか先ほど見た仏坐像の修復所の覆いと、その下には仏坐像を印刷した布が掛かっていた。通行止めのような感じだったが、先ほどすれ違った人たちが出てきた。上禅庵まで210m。岩が露出している。おっちゃんは線刻如来坐像がないか、岩を見つけるたびに写真に撮る。この浅い谷のこっちを歩いたり向こうに渡ったりしながら登っていく。どこまでもなだらかな山登り。チゴユリを見つけた。ここだけ群落があった。木の階段になった。向こうに建物が見える。もっと大きいかと思っていたが、こぢんまりした上禅庵、9:33。上は岩山やね。
最初にあった建物におばちゃんがいたので、ファンジャンシルと聞いたらその先だという身振りをして教えてくれた。日本の山小屋並みのトイレでした。建物の間を抜けて登山道がある。まだ春なのに、ミヤマオダマキが咲いていた。栽培されているような感じだった。カケスがいた。リスと同じで人に馴れているわけではないが、日本のカケスほどには警戒心が強くないので写真を撮ることができた。