お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年7月16日水曜日

7日目-4 西帰浦(ソボキ)のウェドルゲ(외돌괴)へ

中文から東にある西帰浦(ソボキ)へと向かう車窓から雲一つない青空の下、漢拏山が見えた。予定通り上っていたら、360度下界を眺められたかも。
漢拏山は、ガイドブックによってはハルラ山だったり、ハンラ山だったりする。どちらが正しいのか、キムさんの発音を注意して聞いていた。その結果、おっちゃんとの共通見解は「ハッラ山」だった。  ウェドルゲは一転して人気のない観光地だった。ここでもデコポンによく似た済州島特産のみかんを売っているが、観光客向けなので高い、11:36。キムさんと「ウェドルゲが見たい」などと話をしていても、おっちゃんは何のことかわかっていなかった。
では、私はここで待っていますから見てきて下さい
キムさんと分かれて少し歩くと海が見えてきた。しかしそこにはまだウェドルゲは見えていない。
これがウェドルゲか?
違う
ウェドルゲって何や?
見たらわかる これがウェドルゲか、なるほど
島やろか?  いや、向こうで続いとるようや あちこちで小規模に浸食が進んでいるみたい。 歩いていると少しずつウェドルゲの見え方が変わっていって、岩が浸食されたところや残ったところなども見えてくる。こちらの白い浜はくりっと円に近い形にえぐられている。沖に蚊島とその横に小さな尖った岩。向こうの岩も浸食されている。こちらと同じようにくりっとえぐられているところがある。ウェドルゲが少しずつ隠れてきた。 柵があってここまでしか行けない。ここからはウェドルゲがどれかわからないくらい隠れてしまった。 反対側は洞窟のような穴がいくつかあるらしかった。
海岸に洞窟ができて、それが大きくなって崖の上まで達し、少しずつえぐられていって、残った岩がウェドルゲということ?
そうやろ 戻るとキムさんが驚いた。
もうまわってきたんですか?こんなに早く歩いた人はいませんでしたよ
12:06。