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イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2016年9月8日木曜日

ホジャンド市内


ホジャンドの町を横切るシルダリア。この地ではホジャンド川とも呼ばれているそう。街外れの上流にダム湖がある。
地図右下のバザールから観光が始まった。
Google Earthより

広場には名称がないのか、調べてもわからなかった。
Google Earthより

広場の南側で車を降りた。広場の左側にはメドレセや
モスクが並んでいるが、古そうではない。

まずは両替するためにこの建物へ向かう。
両替は30ドルで195ソモニ。ウズベキスタンではスム、キルギスではソム、タジキスタンの通貨はソモニと似ている。
いつも通貨を写し忘れるが、ある両替商の店にはお札がいろいろ貼り付けてあった。ソモニはどれだったかな?

この建物から広場を眺めると、8点星形の池に噴水が出ていた。でも、水はあまりたまっていない。

パンシャンベ・バザールの入口へ向かうが、外側にも果物など売っている店はたくさんある。
タジキスタンの子供たち。遊んでいるのか、手伝っているのか。
こちらはブドウを売っている。タジク系でない人も。

中入るとヒツジの肉やお尻の脂肪などを並べた店や、
クルトという乾燥ヨーグルトも並んでいる。味見させてもらうと、ウズベキスタンのものほど塩辛くはなかった。
ナッツやドライフルーツのお店もたくさんあった。
ナツメヤシもほしかったが、痩せたものしかなかった。とりあえず1㎏購入、15ソモニ。なんと安いこと。
丸いものは殻付きのクルミ。買いたいが嵩張るので、殻を外したのを売っている店で1㎏購入。何でも1ドルかと思っていたら、65ソモニ。
バザールの中央部は天井が高く、ナンを売る店が並んでいる。
蜂蜜屋もありました。
ここで1年物のハチミツと3年物のハチミツを食べ比べ。少し白くなったカップ入りが3年物で、こくがあり、もちろん値段も高い。せっかくなのでどちらも購入。35ソモニ。
まだ観光初日なのに、荷物が増えて大変。

バザールを出て、広場の向こうのメドレセへ。あまり古くないこの建物は西側にモスクのようなドーム、その東側に2棟の学舎が並んでいる。男子校と女子校に分かれているのだそう。

シャイフ・ムスリヒディン・モスクの方も古くはなさそう。
ドームの装飾を写したかったが、ハトが邪魔。

その後シルダリアの岸辺にある展望所へ。

景色を眺めるための場所ではなさそう。
そこには、かつてこの地、或いはもっと広い範囲で活躍した人物の胸像が並んでいた。政治家や英雄だけでなく詩人も。イスラームでは詩人は大変尊敬されている存在のよう。
対岸にはイスマイル・ソモニ像。
イスマイル・ソモニとは、あのブハラに美しい墓廟のあるサーマーン朝のイスマイルのことだった。タジキスタンでは現在でもイスマイルを民族の英雄として尊敬し、通貨のソモニもサーマーンからきているという。
この展望所は、ソモニ像を遠望する、絶景ポイントだったのだ。

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関連項目
ウズベキスタンの真珠サーマーン廟1 美しい外観
ウズベキスタンの真珠サーマーン廟2 内部も美しい