結局金海空港は新しい建物が完成していたが、各手続きで移動する距離も時間も短かかった。荷物がなかなか出てこずに心配したが、13:40頃には回収できた。両替所も複数あり、待つこともなく換えることができた。14:05発のバスに乗れるかも!
次に心配なのは慶州行き高速バスのバス停が遠いかどうかだった。荷物を引いてドアから出ると、迎えに来た人たちの向こうに i マークが見えた。観光案内所では日本語が通じるはず。
慶州行きのバスの時刻と乗り場を教えて下さい
14:00ですね。1番乗りから出ます。右に進んでドアから外に出て、また右にずーっと行ったところにあります
遠いのかな。 とにかく行ってみよう。言われた通りにドアから外に出た。


確かに14:00発だった。しかし次のバスは15:00、時刻表の改正があったようだった。

運転手に直接払って下さい
バスもやってきた。運転手にキョンジュ?と確認して乗り込む。
実は、個人旅行なので、地名や見学場所の名称など、日本語・カタカナ・ハングル文字のもの、そして「バス乗り場はどこですか?」「慶州までの切符を2枚下さい」などというような文章を、ガイドブックや韓国語のトラベル会話の本からスキャナで取り込んで、私家版日別ガイドブック兼日程表に印刷していた。
しかし、飛行機の中で、おかしな発音で無理して韓国語で言うのは止めようと思った。バス乗り場で行き先を言うか、私家版のハングル文字を見せれば、こちらがどこへ行きたいか分かるはずだし、枚数は指で示せば良いのである。
そして、本当にその通りだった。

ほぼ定刻に出発。しかし、先にある国内線の空港ビル前でも客を拾って再出発、14:06。韓国観光公社が教えてくれたのは国内線の乗り場の時刻だったのかも。




塀の中に古墳がぽつぽつ見えるね
それをぽーっと眺めていたが、おっちゃんの言葉で我に返った。五陵(オルン 오릉)や。一瞬のことだったので、撮しそこねた。
その後、古い町並みが見えた。




