お知らせ
イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。
詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。
2008年5月8日木曜日
1日目-2 高速バスで慶州へ
結局金海空港は新しい建物が完成していたが、各手続きで移動する距離も時間も短かかった。荷物がなかなか出てこずに心配したが、13:40頃には回収できた。両替所も複数あり、待つこともなく換えることができた。14:05発のバスに乗れるかも!
次に心配なのは慶州行き高速バスのバス停が遠いかどうかだった。荷物を引いてドアから出ると、迎えに来た人たちの向こうに i マークが見えた。観光案内所では日本語が通じるはず。
慶州行きのバスの時刻と乗り場を教えて下さい
14:00ですね。1番乗りから出ます。右に進んでドアから外に出て、また右にずーっと行ったところにあります
遠いのかな。 とにかく行ってみよう。言われた通りにドアから外に出た。何と、1番乗り場はすぐにあった。徒歩1分もかからないくらいの所で、あっけなく見つかった、13:42。慶州行きは14:05やなかったの? ハングル文字は読めないので、アルファベットで慶州を探す。慶州はキョンジュ、アルファベットではGyeongju、あった。경주が慶州やね。覚えられへんけど。
確かに14:00発だった。しかし次のバスは15:00、時刻表の改正があったようだった。しかし、切符売り場がわからない。また観光案内所に行って聞いてみると、
運転手に直接払って下さい
バスもやってきた。運転手にキョンジュ?と確認して乗り込む。
実は、個人旅行なので、地名や見学場所の名称など、日本語・カタカナ・ハングル文字のもの、そして「バス乗り場はどこですか?」「慶州までの切符を2枚下さい」などというような文章を、ガイドブックや韓国語のトラベル会話の本からスキャナで取り込んで、私家版日別ガイドブック兼日程表に印刷していた。
しかし、飛行機の中で、おかしな発音で無理して韓国語で言うのは止めようと思った。バス乗り場で行き先を言うか、私家版のハングル文字を見せれば、こちらがどこへ行きたいか分かるはずだし、枚数は指で示せば良いのである。
そして、本当にその通りだった。バスは3列でゆったり座れる。運転手が料金の徴収に回ってきた、1人9000W(約975円)。
ほぼ定刻に出発。しかし、先にある国内線の空港ビル前でも客を拾って再出発、14:06。韓国観光公社が教えてくれたのは国内線の乗り場の時刻だったのかも。金海空港は金海市ではなく慶州の西郊にある。郊外には中国にも負けない高層マンションが建ち並んでいる。バスは洛東江(オットンガン)を渡り、釜山の市街地を通ることなく、どんどんと高速をすっ飛ばした。途中で町や山が現れては消えていった。韓国の高速は片側3車線が普通。15:00前にインターを出て、慶州の市街地に入っていった。
塀の中に古墳がぽつぽつ見えるね
それをぽーっと眺めていたが、おっちゃんの言葉で我に返った。五陵(オルン 오릉)や。一瞬のことだったので、撮しそこねた。
その後、古い町並みが見えた。その後も古墳が見えた。ガイドブックには出ていないような・・・瓢箪型の古墳もあった。しかし、このあたりの古墳はガイドブックにも出ていなかった。どうなっているのか。左折して太宗路(テジョンノ)に入った。向こうに見えるのは仙桃山(ソンドサン 標高381m)。そして右折したところが慶州の高速バスターミナル、15:08。予定よりも大幅に早く慶州に到着することができた。幸先がいいなあ。