お知らせ
イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。
詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。
2008年6月10日火曜日
3日目-7 金鰲山(クムオボン)頂上からは何も見えない
また大岩が出現したので、どこからこの大岩を登るのかと思ったら、道はこの岩を避けていた。そして向こうに平らな広い道が見えたが、矢印からするとこちらの道を右に進むと金鰲山頂上に行けるらしい。登山道はあまり高低差がなく、時々右側、つまり南山の西側が見えた。遠いながら磨崖釈迦如来坐像が正面から見える場所もあった。ここからは、釈迦如来の左右に光背が部分的に残っていて、釈迦三尊像だったという風に見えなくもない。いつ見ても、必ずお参りする人がいる。こういう風にところどころ開けたところがあって、西側の景色が見える。ツツジが咲いている。日本と変わらない。頂上じゃ頂上じゃ!金鰲山頂上に到着、標高468m、10:21。行き止まりのようなところで、展望が全くきかない。左側に道標があり、西へ三陵 Samneung 2230m、南へ茸長寺址 Yongjangsaji 920mとある。広場の西側には道はない。それに三陵は出発点だった。
よくわからず、金鰲山と刻んである石まで行くと、右に広い道があった。そして薬水渓(ヤクスゲ 약수계)という文字がある。我々が向かうのは茸長渓谷(ヨンジャンゴル Yongjang-gol Valley)なのだ。
薬水谷?薬水谷は三陵の次の谷で茸長寺石塔は別の谷のはずやけど、どこから行ったらええの?
道標からしたら向こうの道やろ
引き返していると、ちょうど人が通りかかった。
ヨンジャンゴル?
ヨンジャンゴル?
それはこっちだと連れて行ってくれた。狭い道の入口に目立たない道標があった。道を教えてもらっただけで充分だったが、赤い服を着た人は先導してくれた。この先に時ほど見えた広い道が現れるのだが、そこでお礼を言っても、どんどん先へ歩いていくのだった。この広い道は、地図にも出ているが、車でも上れる道なのか、広い登山道なのかよくわからなかった。きちんと整備されているが、轍はないので車の通行はできないようだった。先でかなりの段があったので車は無理です。広い道は昨日自転車で行った統一殿へと下りる道だろう。ここでその道から外れ、赤い人は右の細い道へと入っていったが、道標には茸長里 Yongjang Village 2450mとある。
それで、ガイドブックの茸長寺三層石塔の写真を見せて
ヨンジャンゴル!
ヨンジャンゴル!
混乱状態のまま後をついて行くしかなかった、10:36。