お知らせ

イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年7月12日土曜日

6日目-4 新済州(シンチェジュ)の町を探検する


部屋は窓際に椅子とテーブルがない分奥行きがない部屋だった。おっちゃんはボーイが出て行くなり窓側のベッドに横になった。
独りでどこでも行ってきて
どこも行くところはないよ。病院に行く?
いや、寝たら治ります
といつもと同じ。  窓の外を見ると漢拏山は見えない。山と反対側の部屋やった。しかし、ホテルの椰子の木の効果もあってか、南洋ののどかな集落のよう。それに交差点の斜め向かいには散髪屋の青と赤のくりくり(広告塔?)が回ってなんとも鄙びた雰囲気。気に入った。 せっかくなのでホテルの近辺を散歩することにした。外に出ても漢拏山はやっぱり見えない。
ホテルの向かい側には食堂がずらりと並んでいる。新済州がどのような街なのかガイドブックの地図からはうかがえない。何もない新しい区画にホテルや観光施設だけがポツポツ建っているのかと思っていたが全然違っていた。  ホテルは外壁の工事でもしているらしい。道路の向こうに見える緑地はロータリー。ホテルの周囲を時計回りに回る。交差点の向かい側は両角がコンビニ。しかも右(西)はファミリーマート。でもやっぱり韓国の車の動きに馴れないので、向こう側には渡れない。 それで右折してホテルの裏側へ。向かいには喫茶店があった。そして次の交差点にはコンビニ25があった。こちらの道にもどんどん車が入ってくるので注意して渡る。牛乳やジュースなどを買う。 25の向かいには魚の絵の看板があがっていた。魚料理の店らしい。その隣にも床屋のマークがあった。その向こうにはアワビの絵と日本語の看板があった。通りを進んでいくと、アワビや海鮮料理の店が並んでいた。窓から見た散髪屋の広告塔を斜めに見て角を曲がり、大通りへ。 ホテルに戻ってパンを買う。このホテルを選んだ理由の1つがベーカリーがあるということだった。何しろこの旅行を決めたきっかけは済州島が火山島だということだった。そして、おっちゃんの具合が悪くて中止したが、日程としては、明日漢拏山へ登ることになっていた。早く出発する予定だし、山での食事にもなるので、ベーカリーがあるホテルはポイントが高かった。
甘くないパンはありますか?
こちらがチーズマフィン4個入り、こちらがクロワッサン・デニッシュの詰め合わせです
2つ買うとかなりの量になったが4500Wとお買い得。
部屋に帰るとおっちゃんは眠っていた。

お昼が軽食だったので、元気な私はお腹がすいてきた。おっちゃんが目を覚ました。
あわび専門店というのがあったよ。日本語で書いてあった。アワビのおかゆなら食べられる?
なんでアワビにこだわるかというと、日程では、夕食は龍頭岩近くのアワビ料理専門店に行くことになっていたからだ。

やっとおっちゃんが起き上がった。
あわびおかゆでも食べようか  小魚・青菜・キムチ・冷や奴などの小皿、チヂミ、そしてアワビのワタと野菜の炒め物が出てきた。アワビ刺身?
お腹を押さえて首を横に振る。
鮑バター焼き500g、30.000W?
イエイエ
500gでも高いものがあったが、出てきて500g分だとわかった。 何故か写真では黄色っぽく写っているが、もっと緑色がかっていた。何の色かというと、アワビのワタの色。風味があって美味しかった。1人10.000W。 さすがにおっちゃんはビールを飲まなかった。
部屋に戻ると昏々と眠り続けた。ずーっと寝ているのだろうか?