お知らせ

イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年7月14日月曜日

7日目-2 中文(チュンムン 중문)で天帝淵瀑布(チョンジェヨンポクポ)を見ると

新済州から1100道路を南下すると海岸線に沿って観光地が続いている。 樹林帯を抜けたところに展望台があった、9:56。霞んでいるが海が見えた。 漢拏山の広い裾野を海抜ゼロに向かって降りていく。 南部には3つの滝があって、当初は西帰浦(ソキポ)の天地淵の滝を見るつもりだったが、1㎞も歩くことになるらしいので、おっちゃんの体調を考えて中文の天帝淵の滝に行った。
この像はトルハルバンと言います。意味は石のおじいさんです。昔済州島には門がありませんでした。その代わりに扉の両側にトルハルバンを置きました。右のトルハルバンは左腕が上に、左のトルハルバンは右腕が上になっています。何を持っていたと思いますか?
武器ですか?
今まで二百数十人の日本人を案内しましたが、正解したのは初めてですよ。右のトルハルバンが武官で左手に槍を持っています。左のトルハルバンが文官で右手に筆を持っています

当たり前のことだがトルハルバンも、それを囲む丸い石も、歩道に敷かれた石も火山岩でできている。どういうわけか、ここの敷石だけは靴底に貼り付くような感覚だった。  半分病人のおっちゃんは登り切れるんやろか?
という心配をするほどの距離ではなかった。これが天帝淵の滝です。天女が水浴びしていたという伝説があります。でも、今は水が少ないです
あれま! 人が降りていた。おっちゃんが元気だったら我々も滝壺まで行ったのに。 向こうにも滝があるね。道路の下に柱状節理みたいになっとるね おっゃんは段々元気が出てきた。派手な橋を渡っていく。ただし中央まで。中央からまた滝が見えた。
上:先ほど見た滝と向こうに漢拏山。中:真下。下:下流と海。