


この像はトルハルバンと言います。意味は石のおじいさんです。昔済州島には門がありませんでした。その代わりに扉の両側にトルハルバンを置きました。右のトルハルバンは左腕が上に、左のトルハルバンは右腕が上になっています。何を持っていたと思いますか?
武器ですか?
今まで二百数十人の日本人を案内しましたが、正解したのは初めてですよ。右のトルハルバンが武官で左手に槍を持っています。左のトルハルバンが文官で右手に筆を持っています
当たり前のことだがトルハルバンも、それを囲む丸い石も、歩道に敷かれた石も火山岩でできている。どういうわけか、ここの敷石だけは靴底に貼り付くような感覚だった。


あれま!




