1年ぶりに一保堂に行った。風の強い日だったので、暖簾が翻っていた。

一保堂は外から見るより中はずっと広いです。

床には桜の絵が掛かり、花入れには椿と山吹が入れてあった。

「お薄は点てられますか?点ててお持ちしますか?」点ててもらうことにした。

春の緑の野に、うっすらとサクラ色がかかっている。何の花を表しているのだろう。中の粒あんと一緒に黒文字で口に運ぶ。ねっとりとまとまりの良い、美味しいお菓子だった。


ほうじ茶は20秒ほど蒸らすくらいが丁度入れ加減です。20秒と申しますと、あっという間に立ってしまいますので、ほとんど待たなくて良いくらいの間です実際にその通りだった。この急須に半分ほどお湯を入れた瞬間から20秒はあっという間で、湯呑みに注ぐとこれだけの量になる。ここで気がついたのが、急須の一保堂の紋の3つの点が空気穴になっている。
