お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2011年8月3日水曜日

1-10 スルタンアフメット・ジャーミイ6 ブルーモスクといえばタイル1

ドームなど上部の装飾は壁画だ。スルタンアフメット・ジャミイがブルーモスクと呼ばれてるのは、青色のイズニーク・タイルが壁面を飾っているからだ。
南面の2階席にはタイルパネルが2段びっしりと並んでいる。入口の小ドーム(右奥)にも2階席は続いている。遠いのでぼんやりとしか見えないのが残念。
その小ドームの南壁から西壁へときっとタイル壁面は続いてただろう。小半ドームの一つ目も見逃してしまった。なんともったいないことをしたのだろう。
大半ドームと小ドームの間にあるアーチを支える角柱にもタイルが貼られている。
間から奥の壁面をなんとか撮ろうとしたが、どれもぶれたりピンボケだった。タイル壁面だけ撮ろうとすると、光量が足りず、遠いこともあって難しい。
これが精一杯。イズニク・タイルの文様パネルが、帯状文様のタイルで縁取られながら並んでいる。西面もタイルパネルは2段あるらい。
角柱をアップにするとタイルには青だけでなく鮮やかな赤い色もあることがわかる。
角柱の右側のタイルには帯状の文様タイルの上にまるい装飾が並んでいる。
ここは西面の北端部だった。小ドームが架かり、その外側が2階席となっている。
右側のアップ。剝がれた箇所もあるが、これまでのところは創建時のタイルがほぼ当時の状態で残っているようだ。
2階席は折れ曲がって北面へと続く。女性がモスクの1階に入れなかったために造られた階上廊だが、スルタンアフメット・ジャーミイでは、モスクの3面にコの字形に設置されているので、かなりの参拝者を収容できただろう。