お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年5月16日金曜日

1日目-8 夕食はチョガチブハンシクタン(초가집한식당)で


今回のホテルは全て素泊まりで予約していた。行き当たりばったりで食事して、結局焼き肉やビビンパばかり食べていたということにならないように、ガイドブックやサイトを参考に、できるだけいろんなものが食べようと、行く店を絞り込んでいた。
本日の夕食は、プサンナビで見つけたチョガチブハンシクタン(藁葺き屋根の家)。「普門湖近くにあり、目印はお店の入口に大きな水車がある」だったがそれがホテルから遠いのか近いのかよくわからなかった。しかし、感恩寺にでかけるタクシーから巨大な水車が見えたので、ホテルの近くだとわかった。

第一関門は広い道路を渡ることだった。カーブになっているので、車が近づくまで見えない。車はものすごいスピードで走ってくる。やっとこさ渡ったところは、滝や巨大石臼などがある広場だった。 広場の奥まったところにそのお店があるのを見つけた。階段を上ると藁葺き屋根の民家風で、写真で見た印象と変わらない。近づくと1つの部屋に案内してくれた。靴を脱いで縁側からあがる。戸は障子張り。中は白い壁や壁紙(和紙ではなく韓紙というのか)張りだった。
テーブルは2つあったが、ずっと我々だけだった。床に座るとほのかに暖かい。
オンドルや! 日本語のメニューがある。と言っても、プサンナビお勧めでだいたい決めていた。それに、店主らしきおばちゃんは日本語はできないが、若い店員は日本語ができる。
ボソッジョンゴル(茸のすき焼き鍋)と、ヘムルパジョン(海の幸入りのチヂミ)お願いします
ボソッジョンゴルは2人前からになります。ヘムルパジョンよりもいろんな魚介類のはいった豪華版がありますがどうしますか
ほなそれと、お飲み物は何にしようかな
濁り酒があるんですよね
あります。自家製です
じゃあ濁り酒 小皿と濁り酒が運ばれてきた。濁り酒はかなりの量だが、甘酒を薄くして少し酸っぱくしたような軽いお酒で、おっちゃんは気に入った。お酒の飲めない私はお水。お水はすぐに出てくる。
やがて特製パジョンがきた。大きい!それに切ってないので取り分けるのが大変だった。もちろんおいしい。そしてボソッジョンゴルが来た。大きなお鍋にぎっしり入っている。大きく見えないのはエノキが長いから。マッシュルームもエリンギも大きい。おろしニンニクとコチュジャンの量のすごいこと!そして小皿がそろった。それぞれにおいしく、キムチはあまり辛くなかった。細切りというのは、白菜の芯とスルメのような歯ごたえ。揚げ出し豆腐の上にもおろしニンニクが。お鍋が煮えてきた。見た目よりもずっとマイルドな味付け。いろんな具が中から現れた。食べきれない。店主のおばちゃんは日本語がしゃべれなくても、我々が帰ろうとすると見送りにきてくれた。レストランは周りにいくつかあるようだった。なぜか徳川宮と書かれた建物があり、端にGS25というコンビニがあった。
お水を買っておこう
2Lのミネラルウォーターがあった。おっちゃんはすっかり良い気分になり、おつまみとビールもカゴに入れるのだった。このコンビニの道路側にバス停があった。明日はここからバスに乗って慶州市街に行くことになっている。

※参考サイト
プサンナビチョガチブハンシクタン