お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2010年12月12日日曜日

0-1 ローマの公共交通機関を利用したい

ローマの自由行動の一日に向けて準備をしていると、ローマの街は思ったよりも小さいことがわかってきた。

大きな地図で見る

しかし、渋滞などもあったら移動時間にどのくらいかかるのかがわからないし、地下鉄を初め、バスやトラムがどのくらいの本数があるのかもわからない。
調べている内に、ローマではバスの料金は現金ではなく、タバッキなどであらかじめ購入したチケットを持って乗車しなくてはならないらしい。しかも「刻印」しなくてはならない。旅行者でも刻印することを知らずに乗車しているのが見つかると罰金を払わされるらしい。その上バスではスリに注意しなくてはならないという。
果たしてバスに乗ってローマを観光することができるのだろうか。

更に調べていくと3日間有効の「ローマパス」というのがあると、バス・トラム・地下鉄は乗り放題、遺跡や博物館が最初の2館まで無料、その後も半額になるという。しかも、財布を出し入れする必要がないのも良さそうだ。1日の観光だけでも便利らしいということがわかってきた。

ROMA PASSのページ http://www.romapass.it/p.aspx?l=en&tid=2


特典付き ローマ観光カードROMA PASS(ローマ・パス)のご案内
http://www.japanitalytravel.com/banner/comuneroma/romapass.html

ローマ・パスの値段は毎年変わるようで、2010年は25ユーロでした。

atacというローマの公共交通局のホームページhttp://www.atac.roma.it/をわからないままいろいろと開いていくと、
Le mappe del trasporto pubblico a Romaという地図のページ 
http://www.atac.roma.it/index.asp?p=18&i=14が出てきた。そこから

Roma centro ローマ中心部 2MB
Roma città  ローマ市    8MB
という大きな地図がダウンロードできるが、8MBの方は何度試しても出てこず、諦めて最後の挑戦をした時にやっとダウンロードすることができた。2つの地図はバスやトラムを利用する際に非常に役にたつ。
バスの通る道はオレンジ色、トラムは緑の線で示されている。バスの番号の色(黒・青・赤)で、毎日運行するバス、平日しか運行しないバス、休日のみ運行するバスかがわかる。
そしてバスの番号が記されているところがバス停らしいこともわかってくるので、何番のバスに乗ってどの辺りで降りれば良いのかが概ねわかるようになってくる。
しかし、実際に乗ってみると、総てのバス停やトラムの停留所が網羅されている訳ではないので、注意しながら乗った方が良い。その上、同じ停留所名が複数あったりする。当然日本のようにアナウンスも表示もありません。

また、バス停やトラムの停留所には路線の番号と停留所名が記されたものがあるが、日本のような時刻表というものがないので、その路線のバスがどの程度の頻度で走っているのかがわからないのが難点だ。
地下鉄マンゾーニ駅を出てViale Manzoni(マンゾーニ通り)のColosseo(コロッセオ)方面のトラム乗り場に着いた。先頭に近いところに停まるバス・トラムの番号と停留所一覧があるのだが、高いので見上げなくてはならない。
パラティーノに行きたいので、3番のトラムの現在地Manzoniをまず探す。そしてパラティーノに最寄りの停留所が何番目にあるかを確認する。地下鉄の駅のある停留所はM(A線は赤、B線は青)のマークがあるのでわかりやすい。
Manzoniの次はLabicana(2 fermate)とある。もう同じ名前の停留所が2つというのに出合った。
上の大容量の地図とは別に、ローマ市公式観光サイトhttp://jp.turismoroma.it/には、 ローマ市の鳥瞰図
http://jp.turismoroma.it/benvenuti_a_roma/mappa_di_romaがある。下のバーの白いボタンを+の方に動かすと拡大図になるので、必要な箇所を出して印刷すると便利。