お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2010年12月13日月曜日

0-2 2010年のローマ・パスはタッチだけ

ローマ・パスの難点は購入場所だ。タバッキなど街のどこでも売っている訳ではない。
ローマ便利帳: 観光情報案内所http://jp.turismoroma.it/vivi_roma/punti_informativi_turisticiに、ローマ・パスが買える観光案内所の一覧があった。
ローマ初日にツアーで行く場所の最寄りの観光案内所はミンゲッティ観光案内所(PIT Minghetti, Via Marco Minghetti)で、コルソ通とミンゲッティ通の交差点あたりにあるらしいことが、ローマ市の鳥瞰図
http://jp.turismoroma.it/benvenuti_a_roma/mappa_di_romaで判明。ここならトレヴィの泉から近そうなので、自由時間に買いに行けそうだ。鳥瞰図の部分拡大を印刷し、余白にローマ・パスを2枚下さいというイタリア語も書いておいた。

大きな地図で見る


ツアーのバスを降りて現地ガイドの後を歩いて行くとトレヴィの泉があったが、狭い広場に、しかも建物の南面にあるため、最初はこれがトレヴィの泉とは気づかなかった。

バスの中で幾ら投げるとどんな御利益があるという説明があったが、そういうものを期待する人間ではないので、とりあえず1ユーロより小さいコインを探す。
トレヴィの泉付近はスリが多いので気をつけて下さい
コインはウエストバッグのポケットに直接入れていたが、あいにく20チェント貨しかなかった。
これでも投げようか?
そんな額では何の御利益もないと言ってたやろ
そんならもったいないから止めとくわ
しかしトレヴィの泉をこんな適当な撮り方する人にも御利益はないだろう。

ここで15分の自由時間となったので、添乗員に断ってムラッテ通(Via delle Muratte、歩行者天国)を早足で歩く。コルソ通は思った程広くなかった。左折して1つの建物を過ぎた所に円形の小さな観光案内所を見つけた。焦っていたので写真を取り忘れた。
一人中から出て来るのと入れ替えに我々が入ると客はいなかった。
Buongiorno, Vorrei 2(due) ROMA PASS per favore !
はりきってイタリア語で言ったのに、案内所の人は英語で答えるのだった。
1人25ユーロ、払うとローマ・パスセットを2つ渡してくれた。
この中に入っているものを説明してくれたが、時間が気になった。
3つに開くようになっていて、左に4ローマ・パス、その下には携帯でwww/turismoroma.itにアクセスする方法が書かれたカード、中央にはローマの大きな地図、右にはローマのガイドと催し物などのお知らせが入っている。地図はローマ・パスの下に開いていますが、文字が小さくて見難い。
そしてローマ・パスが博物館や遺跡を2箇所まではただ、3つめからは半額になるなどという説明があった。使用開始日に、裏に氏名と日付を書き込むこと。そしてバス・トラム・地下鉄でどのように使うかを教えてくれた。
Don’t stamp! Touch!
Thank you!
ローマ・パスをリュックの奥に入れると足早に戻って行く。絵かカレンダーを売っているようだったが、見ている余裕はなかった。
が、トレヴィの泉のある広場まで来ると、目立たないところで焼き栗を売っているのを見つけた。5ユーロ、高いのか安いのかわからないが、とりあえず1袋買う。お金を出すと焼いてあった栗を温め直してコーン状の紙袋に入れてくれた。美味しい!
そして、ガイドが教えてくれたジェラートの美味しい店へ。左脇に熱い焼き栗の袋をかかえ、左手にジェラート(一番小さいカップ)、右手でスプーンを持って立ち食い。滑り込みセーフでローマの味も満喫できたが、まさに旅の恥はかき捨てでした。