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中央アジア各国の旅行記が完成したので、西アジアのイラン旅行をまとめています。
その中で気になるものについては、忘れへんうちにに記事を載せていきます。

2007年4月23日月曜日

永観堂の多宝塔へは臥龍廊から行けない


永観堂は紅葉で有名になり、現在ではその時期になるとライトアップをしていて、それを見る観光客が列をなすらしいのだが、昔は静かなお寺だった。銀閣寺から疎水沿いにある哲学の道とも離れているので、少なくとも30年前は人もまばらだった。

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東山の西の斜面にあるので、多宝塔はかなり高いところにある。しんどいめをしないと行き着けなかったので、多宝塔まで登ると、さらにひとけがなく、京都の街をのんびりと見渡すことができた。
  永観堂は渡り廊下と階段で建物が繋がっていて、一番奥の「みかえりの阿弥陀」が置かれている阿弥陀堂(現在は修復中のため入れない)へ向かう階段の反対側に曲がりくねった屋根付きの階段があり、臥龍廊という名が付けられている。かつては、あまりにも人がいないので、この階段を登ってよいものかどうかわからないくらいだった。 永観堂のパンフレットには、山の斜面にそって、巧みに木を組み合わせてつくられた廊下。起伏が激しく、龍の体の中を歩いているような不思議な気分が味わえるとある。 
パンフレットを読んで、やっと山の斜面にそって作られているのに気づいた。2、3年前に来た時、この臥龍廊は修復中で登ることができなかった。
  臥龍廊の続きはこのような廊下となっている。木々があるために、あまり高度感がない。   その先には開山堂があり、そこから寺で用意されたぞうりを履いて多宝塔まで登ったものだった。ところが、今回は臥龍廊は通行できたが、開山堂の先が通行止めとなっていて、草履もなかった。せっかくここまで登ったのに、多宝塔まで行くには、振り出しに戻って、下から登るしかない。
玄関から出て、唐門を左に見ながら御影堂の前まで行き、そこから御影堂の左側を通って、渡り廊下をくぐることになる。実はこのルートも昔からあり、お寺の玄関で拝観料を払っていた頃は、タダで多宝塔までいく者たち(多くは学生)もいたらしい。
  今回はよく整備された階段を上がったが、ここも昔は山肌の露出した坂道だったはずだ。
そしてここで開山堂を右に見ながら、先の石段へと向かう。
くの字に曲がった石段を登り詰めると多宝塔がある。せっかくなので多宝塔正面の石段も登り、京都の街を見渡すが、庭の美しいお寺が多いといっても、このように見ると、かろうじて御所の緑(中央部)が見える程度だ。近くの黒谷はもう少し回り込むと見えます。