お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2011年1月14日金曜日

5-3 パンテオン(Pantheon)へ、ヴェネツィア宮殿をぐるりと回って

知らぬ間にヴィットリオ・エマヌエーレⅡ記念堂の傍まで来ていた。
広場は駐車場になっているらしく、ヴェネツィア宮殿とこちらの建物の間の広場が見えない。
回り込んで工事中のヴェネツィア広場(Piazza Venezia)へ。
コルソ通(Via del Corso)ではなく、プレビスシート通(Via del Plebiscito)から縦の細い通りへ折れてパンテオンへと向かうつもりだった。

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やっとプレビスシート通への角まで来ると、パトカーと警官が道を塞いでいた。まだデモをやっているのか。車はダメでも歩行者が通るくらいは良いだろうとパトカーと警官の間をすり抜けようとすると1人の警官が立ち塞がった。
Pantheon
すると身振りでヴェネツィア宮殿を回り込んで行けという。
仕方なくヴェネツィア宮殿の南側から遠回りすることになった。アラコエリ通(Via d’Arcoeli)に入って三角形のジェス広場(Piazza dei Gesu)へ。恨みがましくヴェネツィア宮殿の方を見ると、こちら側も封鎖されていた。
プレビスシート通を1区画通ってチェスタリ通(Via de’ Cestari)へ。

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あとは直進すればパンテオンに行けるはず。
せっかくなのでミネルヴァ広場(Piazza Minerva)というのがどんな所かも見ておきたかった。それでチェスタリ通を通ることにしたのだった。象の上にオベリスクが載っている。他には何もない広場だった。
遂にパンテオンが見えてきた。何故かジェラートやハンバーガーを売る店が横にある。
パンテオンは円形の建物だと思っていたのに、南側には四角い出っ張りがあった。そのアーチ列はガラス窓になっている。ここも内側から見ることができるのだろうか。
重力分散のためのアーチがあちこちにある。
円形部分は装飾のためか持ち送りになった出っ張りがあり、幅の異なる補強アーチが横に並び、その上には短い角垂木のようなものが等間隔で出ている。
ドームは下からも遠くからも見えない。グーグルアースならば上から見られて便利。

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パンテオンの横にもピッツェリアなどが並んでいた。
この辺でお昼を食べたら
とりあえずパンテオンを見よう
もう12時半を過ぎていた。
パンテオンの北側のロトンダ広場(Piazza Rotonda)にもオベリスクがあって、周りのカフェやレストランのパラソルが並んでいる。
ラビカーナのバス停から40分かかってやってきた。グーグルアースで測ると、直線距離で2㎞、バスにも乗ったので、カヴール通から1.5㎞ほど歩いたことになる。バス停にいた爺さんが言う通りにそのまま歩いていたらもう少し早く着いただろうか。