お知らせ

イスタンブールでミマールスィナンの造ったモスクを見ていて、その前はどんな形のモスクだったかが気になって、オスマン帝国の古都を旅してきました。最後にはまたイスタンブールを訪ねます。 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2012年3月7日水曜日

4日目5 イサクパシャ宮殿2

第二の中庭の右側の建物へ。
ここは少し奥行きがある。これはタチカプとはいわないのだろうか。イーワーンかな。
門をくぐって階段を上がると、窓が2つある部屋。その間は暖炉。
円筒ヴォールト天井の通路の両側には壁龕が並んでいて、図書館という札があった。10:政務用の部屋などが通路の両側に並んでいた。
9:モスクに入ると、四隅から大きなスキンチが出てドームを支えている。
ミフラーブには3段のムカルナスのある壁龕。尖頭アーチと半円アーチを組み合わせている。
外から壁龕の出っ張りが見えた。

平面は正方形なのに、この列柱があるために、その右側が側廊のように感じる。
14:モスクの向かい側の部屋には、中央に4本の円柱が立っている。
見上げると円柱からカーブした枝が四方に出ているようだ。それがアーチとなって天井を9つに仕切っている。
4本の円柱の上には八角形のドームがあった。モスクの控えの間だろうか。
出入口は一つしかないので戻っているとKさんは通り過ぎて次の間へと行った。
15:展望の間?
屋根がなくなっているのは他の多くの部屋と同じだが、ここには外壁というものがない。客人と共に展望を楽しんだのだろうか。
際まで行って落ちないように外の景色をカメラに収めたが、ここからはアララト山は見えないのだった。
16:謁見の間だったかな
※参考文献
「トルコ・イスラム建築」飯島英夫 2010年 冨士書房インターナショナル