お知らせ

イラン・フランス南西部のオクシタニー地方の旅行記に続いて、南イタリアの旅に入りました。
その中で気になるものについては、忘れへんうちにに記事を載せていきます。

2012年4月19日木曜日

6日目6 エルズルム4 チフテ・ミナーレ・メドレセ3 キュンベット

メドレセの奥に5:キュンベット(墓廟)がある。
中庭から墓廟までは長い通路があって、突き当たりの階段を降りると墓室、両側の階段をのぼると礼拝室に入ることができる。
キュンベットの外観は円筒形。尖り屋根は瓦ではなくアニ遺跡でもたくさん使われていた赤い凝灰岩だろう。
屋根下の見切縁の下には、エミール・サルトゥクのキュンベットにあったような鋸歯状の浮彫よりは丸みのある装飾、逆Z状を繋いだような文様帯、複雑な組紐文の透彫、縄を捻ったような文様帯と4段の浮彫装飾が見られる。
この大きな空間もイーワーンというのだろうか。夏は日陰で少しでも暑さをしのげるかも。
礼拝室は北側が出入口、他の三方の下の方が窓かの光が入るような尖頭アーチ型のガラス窓がある。
上の方はムカルナスの壁龕と小窓が交互についている。
ムカルナスの一つ一つは、正面入口のものと同様に、アニのキャラバンサライのドームのムカルナスのものに似ている。
ドームはピンボケになってしまった。十二角形から円形にし、ドームを架けている。
下の墓室も公開されている。トゥルベ Turbeと書いてあった。靴を脱いで入っていくと、正面奥はこのようになっていた。
左右にもこのような壁龕がある。
天井は交差ヴォールトになっている。
メドレセを寄進した人物や一族が埋葬されていたのだろう。