メレス・アンク三世のマスタバを見学後大スフィンクスへ。
ギザ ピラミッド複合体とスフィンクス Google Earth より
Bクフ王のピラミッド ❶入口 ❷太陽の船Ⅰ ❸葬祭殿 ❹太陽の船Ⅱ ❺クフ王の母后ヘテプヘレス一世のピラミッド ❻メリタテス一世王妃のピラミッド ❼ヘヌトゥセンク王妃のピラミッド ❽クフ王の孫娘でカフラー王の妻メレスアンク三世のマスタバ
クフ王のピラミッドにも参道と河岸神殿はあったが残っていない。
Cカフラー王のピラミッド ➒葬祭殿 ➓参道 ⓫大スフィンクス ⓬スフィンクス神殿 ⓭カフラー王の河岸神殿
❽メレス・アンク三世のマスタバから歩いて移動。大スフィンクスはすぐそこに見えているがかなり回り道をしなければならなかった。
ここから見るとスフィンクスは石切場の岩を削ってつくられたということが納得できる。
ギザのピラミッド群のビジターセンターで撮影した展示物より
①カフラー王の河岸神殿 ②参道 ③葬祭殿 ④カフラー王のピラミッド ⑤ピラミッドの周壁 ⑥衛星ピラミッド ⑦大スフィンクス ⑧スフィンクス神殿
河岸神殿について『古代エジプトの教科書』は、ミイラづくりやナイルでの宗教儀式のために運河や港のそばに建設された。複合体全体の玄関的な役割という。
当時はナイル川はもっと近くに流れていたのだ。
河岸神殿の東側を通って、❶南門を通り過ぎ、
スフィンクス近辺(上が北) 説明パネルより
A参道 B大スフィンクス C河岸神殿 Dスフィンクス神殿 Eアメンヘテプ二世の礼拝堂
河岸神殿の構造
❶南門 ❷下に花崗岩、上に風化した石灰岩の壁 ❸北門 ❹通路への出入口 ❺前室への入口 ❻神殿への入口 ❼T字型の礼拝堂 ❽参道への出口 ❾最後の門
❹北門は閉じていて手前を左折すると、❶南門から続く門が見えるが閉じられていた。
すっきりとした切石積みの花崗岩の壁に囲まれた空間。
2列の列柱が現れた。梁が残っているのは一箇所だけ。人が多すぎ!
人の少ない右側の角柱とアラバスターの床を撮影
『エジプトの教科書』は、清めの場所とも呼ばれる荘厳な神殿には、石灰岩の骨組みを覆う赤色花崗岩、乳白色に光るエジプト・アラバスターの床などの建材が使用されたという。
角柱は一本柱(モノリス)で、各柱を繋いでいるのは1本の角石
両側に列柱のある奥へ。
列柱は角形梁が壁面に繋がっている。ここには23体のカフラー王像が安置されていた。
T字型の広間の壁には窪みが残り、往時は23体もの片麻岩のカフラ一座像が置かれていた。この時期、彫像制作が爆発的な規模で行われたが、それをうかがわせる。入口にはスフィンクス像があった痕跡も見られるが、現在は失われているという。
壁際の区画に1体ずつ置かれていた(2010年の写真、今回は角柱の梁に気を取られて写し損ねた)。
出口へと向かう。
長過ぎる前肢(復元というか、補修されている)
『神秘のミステリー! 古代エジプトの教科書』(以下『古代エジプトの教科書』)は、巨大な彫像はモカッタム累層の岩盤にU字型の溝を彫り、そこから体を彫り出してつくられた。累層の石灰岩は大スフィンクスの基礎部である最も硬い層、胴体の柔らかい層、頭部の中間の硬度の層の3層からなるという。
同書は、前肢の後ろにあるものはオシリス神像の台座だという。
参考にしたもの
現地説明パネル
参考文献
「神秘のミステリー! 文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書」 河江肖剰 2023年 ナツメ社
「古代エジプト1 ピラミッドとツタンカーメンの遺宝篇」 仁田三夫編 1998年 河出書房新社

























