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エジプト旅行の記事を始めます。 興味を惹かれたものについての詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2026年9月18日金曜日

ギザ カフラー王の河岸神殿


メレス・アンク三世のマスタバを見学後大スフィンクスへ。
ギザ ピラミッド複合体とスフィンクス Google Earth より
Bクフ王のピラミッド ❶入口 ❷太陽の船Ⅰ ❸葬祭殿 ❹太陽の船Ⅱ ❺クフ王の母后ヘテプヘレス一世のピラミッド ❻メリタテス一世王妃のピラミッド ❼ヘヌトゥセンク王妃のピラミッド ❽クフ王の孫娘でカフラー王の妻メレスアンク三世のマスタバ
クフ王のピラミッドにも参道と河岸神殿はあったが残っていない。
カフラー王のピラミッド ➒葬祭殿 ➓参道 ⓫大スフィンクス ⓬スフィンクス神殿 ⓭カフラー王の河岸神殿

❽メレス・アンク三世のマスタバから歩いて移動。大スフィンクスはすぐそこに見えているがかなり回り道をしなければならなかった。 
ここから見るとスフィンクスは石切場の岩を削ってつくられたということが納得できる。

河岸神殿側からやってきた一般客は参道からしかスフィンクスを眺めることができない。



ギザのピラミッド群のビジターセンターで撮影した展示物より
①カフラー王の河岸神殿 ②参道 ③葬祭殿 ④カフラー王のピラミッド ⑤ピラミッドの周壁 ⑥衛星ピラミッド ⑦大スフィンクス ⑧スフィンクス神殿
河岸神殿について『古代エジプトの教科書』は、ミイラづくりやナイルでの宗教儀式のために運河や港のそばに建設された。複合体全体の玄関的な役割という。
当時はナイル川はもっと近くに流れていたのだ。

道路から近くても正規の通路からしかスフィンクスには近付けない。ここからは④カフラー王のピラミッド東側に設けられた③葬祭殿から続く②参道の先にある⑦スフィンクスと河①岸神殿、⑧スフィンクス神殿が見えている。

近づくと、その辺に散らばっていた残骸を積み上げた向こうにスフィンクスが首を出したみたい。


河岸神殿の東側を通って、❶南門を通り過ぎ、

上のウエハースのような砂と風で風化した岩は、スフィンクスと同じく石灰岩の岩盤を削り出したもの。花崗岩がほぼ風化が見られない花崗岩。

ヒビが交差する通路の床。



❸入口には石のブロックが積み上げてある。正面の窓のようなものがあるところが門かと思っていたら、その手前で左折



スフィンクス近辺(上が北) 説明パネルより
A参道 B大スフィンクス C河岸神殿 Dスフィンクス神殿 Eアメンヘテプ二世の礼拝堂
河岸神殿の構造
❶南門 ❷下に花崗岩、上に風化した石灰岩の壁 ❸北門 ❹通路への出入口 ❺前室への入口 ❻神殿への入口 ❼T字型の礼拝堂 ❽参道への出口 ❾最後の門


❹北門は閉じていて手前を左折すると、❶南門から続く門が見えるが閉じられていた。
すっきりとした切石積みの花崗岩の壁に囲まれた空間。

❺前室への入口
花崗岩の岩肌は思ったよりもざらざらしている。

❻神殿への入口から❼T字型の礼拝堂から
2列の列柱が現れた。梁が残っているのは一箇所だけ。人が多すぎ!

人の少ない右側の角柱とアラバスターの床を撮影
『エジプトの教科書』は、清めの場所とも呼ばれる荘厳な神殿には、石灰岩の骨組みを覆う赤色花崗岩、乳白色に光るエジプト・アラバスターの床などの建材が使用されたという。
角柱は一本柱(モノリス)で、各柱を繋いでいるのは1本の角石

両側に列柱のある奥へ。

列柱は角形梁が壁面に繋がっている。ここには23体のカフラー王像が安置されていた。

T字型の広間の壁には窪みが残り、往時は23体もの片麻岩のカフラ一座像が置かれていた。この時期、彫像制作が爆発的な規模で行われたが、それをうかがわせる。入口にはスフィンクス像があった痕跡も見られるが、現在は失われているという。
壁際の区画に1体ずつ置かれていた(2010年の写真、今回は角柱の梁に気を取られて写し損ねた)。


出口へと向かう。

❽参道への通路にも門が幾つかあって、


❾最後の門からカフラー王のピラミッドが見えている。
参道は緩い上り坂。


参道に出てやっとスフィンクスの右の横顔が見えた。鼻がなくなっているので変な顔に見るけど。バックはクフ王のピラミッド


長過ぎる前肢(復元というか、補修されている)

その先にはスフィンクス神殿があるが見学はできなかった。

前肢が入り切れない長いスフィンクス。風による浸食がない部分は補修された箇所。
『神秘のミステリー! 古代エジプトの教科書』(以下『古代エジプトの教科書』)は、巨大な彫像はモカッタム累層の岩盤にU字型の溝を彫り、そこから体を彫り出してつくられた。累層の石灰岩は大スフィンクスの基礎部である最も硬い層、胴体の柔らかい層、頭部の中間の硬度の層の3層からなるという。

Aオシリス神像の台座 B修復された後肢
同書は、前肢の後ろにあるものはオシリス神像の台座だという。




参考にしたもの
現地説明パネル

参考文献
神秘のミステリー! 文明の謎に迫る  古代エジプトの教科書」 河江肖剰 2023年 ナツメ社
「古代エジプト1 ピラミッドとツタンカーメンの遺宝篇」 仁田三夫編 1998年 河出書房新社